酒さとは?
酒さとは鼻やほほ、あごなどが赤くなる病気です。特徴的な症状はいわゆる「赤ら顔」と、ほてりです。また患者様の多くは、「敏感肌」と呼ばれる外的な刺激に過敏に反応して赤くひりひりする肌質を持ちます。原因は明らかではありません。悪化要因として、寒暖差、紫外線の照射、乾燥、アルコールやカフェインの大量摂取、香辛料のきいた刺激物の接種、精神的な緊張などがあげられます。
治療
悪化要因の除去、症状に応じた薬物療法や理学療法。
外用薬 ロゼックスゲル(保険適応) タクロリムス軟膏(保険適応外)
内服治療 テトラサイクリンや、ミノサイクリン塩酸塩といった抗菌剤内服、ビタミン剤内服